「新聞集成昭和編年史」36年版Vより
戦後の高度経済成長と共に、四日市市は全国有数の石油化学工業都市として発展していったが、それと共に工場の煤煙で大気が汚染され、喘息患者が増えた。四大公害病の1つである「四日市喘息」である。又、工場廃水で海の魚から異臭が発生、騒音もひどくなった。
昭和42年に患者9人が6社に対して慰謝料請求訴訟を津地裁に起こし、5年後、患者側の勝訴で終わった。
記事は昭和36年9月13日伊勢新聞1面付
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