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2018.12.13

昭和40年(1965年)5〜6月の主な出来事・社会編


11月に刊行致しました「新聞集成 昭和編年史」40年版IIIは昭和40年(1965年)5〜6月の記事を収録していますが、その期間に起きた主な出来事です。事件・事故・公害・災害・社会運動・医療福祉などの社会問題です。

詳しくは「新聞集成 昭和編年史」40年版III巻末の年表を御覧下さい。
昭和の戦後史、現代史を調べる参考になれば幸いです。
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5.1・保険医療費、この日から安田・保土谷化学・全国食糧・三井の4健保に対する値上げ分を差引いた旧料金と9.5%値上げ後の新料金の二本立てとなる。各地で混乱広がる
5.1・北アルプス穂高連峰で連休に遭難が続出。早稲田大学生ほか転落死
5.5・神奈川県の米軍相模原ハイツに米軍機が墜落。米軍人家族幼児2人が死亡、4棟全半壊
5.6・岩井総評事務局長、水戸市で開催の日教組定期大会で「総評は北ベトナム義援カンパ運動を起こす」と言明
5.6・元大関若羽黒をピストル不法所持で逮捕、立浪部屋など捜索。現役横綱も不法所持
5.7・都議会議長選汚職で小山都議会議長を起訴
5.10・街の金融王森脇将光、吹原事件の「黒金念書」偽造の疑いで逮捕さる。造船疑獄以来の怪事件といわれる
5.11・中野好夫ら文化人5人、ベトナム問題1日共闘を呼びかけ
5.17・岩手医大付属病院、新料金を拒否している健保の患者の入院を拒否、患者死亡
5.18・小笠原墓参の第一陣、硫黄島墓参団が21年ぶりに硫黄島で墓参
5.20・小笠原墓参の第2陣、父島・母島へ出発(〜6.2)
5.20・四日市市で公害認定制度(公害病患者の治療費を市が負担する制度)が発足し、第1回の認定審査会。患者18人全員を認定
5.22・東京農大ワンダーフォーゲル部の奥秩父登山訓練中(5.15〜5.18)、新入生が上級生のシゴキの集団暴行を受け1年生1人が18日の帰宅後に死亡。主将ら7人逮捕
5.22・ベ平連、米国の市民・学生と連携して、東京で約1000人参加しベトナム反戦デモを行う
5.23・ノルウエーのタンカー「ハイムバルト号」が北海道室蘭港で爆発炎上、27日間燃えつづける
5.30・三重県南島町で原発反対住民大会、約2500人が参加。原発絶対阻止を決議
5.31・東京高裁、東京地裁決定を取消し、厚相の医療費引上げ告示で安田・三井など4健保組合の告示取消し申立てを却下。4組合の旧料金を認めず医療費は新料金一本に
5.31・椿忠夫・植木幸明新潟大教授、新潟県衛生部に「原因不明の水銀中毒者が阿賀野川下流域に発生」と警告。新潟水俣病発生の公式確認
6.1・日本遺族会のシベリア墓参団41人、ナホトカに向けソ連船「バイカル号」で横浜を出港(〜6.8)。初の民間遺族会
6.1・福岡県嘉穂郡稲築町の山野炭鉱でガス爆発、死者237人。昭和38年の三井三池炭鉱につぐ戦後第2の炭鉱災害。死因はほとんど一酸化炭素中毒
6.3・オーストラリアのカウラ墓参団が出発
6.9・中野好夫ら5人の文化人の呼びかけで「ベトナム侵略反対国民行動の日」を開催、社共・総評・中立労連はじめ約50の市民文化団体が参加。デモ参加者は政防法反対デモ以来最大規模の3万7000人。ベトナム侵略反対の社会・共産両党系の「1日共闘」実現
6.10・政府の山野鉱臨時災害対策本部医療顧問団、爆発当時の入坑者や救援隊員の検診結果「一酸化炭素中毒の疑い16人(要精密検査)、頭痛などの症状37人(要経過観察)」と発表。検診総数868人
6.11・東京地方検察庁、東京都議会議長選挙をめぐる汚職事件、捜査終了
6.14・厚生省、新潟の有機水銀中毒事件で4人の調査団を現地に派遣。県衛生部・新潟大と協力し実態調査
6.14・倉敷市呼松沖合で数万尾の魚、斃死
6.17・新潟県、新潟大学と合同で有機水銀中毒患者研究本部設置
6.19・室蘭海上保安部、5月23日以来室蘭港で燃え続けたタンカー「ハイムバルト号」の完全鎮火を発表
6.26・川崎市久末の建売分譲住宅地で、裏山に盛土された石炭殻の山が雨で崩れ、住宅15棟が全半壊、24人死亡14人重軽傷。急造住宅造成が問題化
6.28・新潟県、阿賀野川下流の漁獲を規制
6.29・東京都江東区のゴミ埋立て場「夢の島」でハエが大量発生し、隣接する南砂町付近で被害が続出。都清掃・衛生両局、「夢の島」に殺虫剤の空中散布開始


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