2017/03/21
昭和38年(1963年)11月9日、国鉄東海道線鶴見−横浜間で下り貨物3両が脱線し隣の横須賀線上り線路に転覆したところに同線上り電車が衝突、さらにこの1両が同線下り電車に突っ込むという二重衝突事故が発生しました。死者161人。同日に起きた三井三池炭鉱事故とともに、急発展する産業に安全対策が追いつかなかった時代の出来事です。
「新聞集成昭和編年史」38年版VIでは鶴見事故に関する記事を多く集めています。 その目次を紹介いたします。 「新聞集成昭和編年史」38年版VIについてはこちらからどうぞ 「新聞集成昭和編年史38年版VI」の分野別目次より ◇鶴見事故 英紙が一面トップ扱い・二つの事故………91 米国でも大々的に報道………91 東海道線(鶴見)で二重衝突・貨物と横須賀線上下電車………93 折重なる電車、無残な二重衝突現場・写真………94 線路上に地獄絵図・横須賀線の惨事………95 秋晴れに生々し惨事の跡・最後の遺体(上りの運転士)収容・横須賀線衝突事故………96 調査委つくって糾明・石田国鉄総裁が談話発表………98 弔慰、誠意を尽す・磯崎国鉄副総裁語る・二重衝突事故………98 横須賀線事故死傷者の氏名・神奈川県警事故対策本部調べ………99 ナゾの爐擦蠑紊り瓠Σ瀛列車脱線の原因追及………100 増発に追いつかぬ事故防止・50秒ごとに一列車・役立たなかった発炎筒………101 全く特異な衝突事故・清水馨八郎千葉大助教授の現地報告………102 政府、事態を重視・野党、責任追及の構え・二つの事故………103 選挙戦の争点に・野党、政府の責任追及・炭鉱爆発、鶴見事故………112 二大事故に各党声明………112 偶発事故ではない・総評が声明………113 二大事故で特別委・総評、人命保護に対策………113 「鶴見事故」を特別監査・運転操作や列車数、科学的に原因を究明・綾部運輸相命令………117 脱線の原因つかめず・国鉄技術調査委近く復元テスト・鶴見事故………118 事故防止さらに努力・国労が声明………118 放心の遺族ら・総持寺でお通夜・鶴見事故………119 横須賀線事故の死傷者・その後判明の分………119 毎日が惨事一歩手前・線路くっつきすぎ、狄郡汗で救い瓩睨召瀁・東京周辺、国鉄の現実………120 列車事故の犹限爆弾瓠ξ箒される貨車・運用面にも問題を含む………121 二大事故の背後にあるもの・横須賀線と三井三池鉱の惨事・薄い牋汰喚瓩悗隆圭・発展にともなう無理も………122 池田首相、抜本策を指示・閣議二大事故対策決める………130 国鉄の保安対策強化・参院運輸委、鶴見事故で質疑………132 貨車など押収・鶴見事故の捜査本部………133 鶴見事故年内に監査委結論・科学的究明は困難………133 総評など抜本策要請・二大事故………143 人命無視に根本の原因・両事故で総評声明………143 総額五千九百万円・鶴見事故の生命保険金………143 年内に結論出す・鶴見事故で国鉄監査委………156 鉄道の混雑緩和に週休二日制を・総評、事故防止で提唱………156 両事故の委員会審議から・ダイヤ対策、保安強化・与野党が一致して指摘………162 国鉄、事故防止で応急策………167 安全確保にあらゆる手・石田国鉄総裁記者会見………168 上り運転士(死亡)が見のがす?・発炎筒はたかれたが・鶴見事故………177 悲しみの現場で走行テスト・問題の貨車再現、三回とも無事に通過・鶴見事故………185 結局、脱線は起らず・鶴見事故の走行テスト………193 45両編成のテスト車も異常なく現場通過・鶴見事故………194 死者は百六十一人に・鶴見事故………199 「鶴見事故」で中間見解・国鉄技術調査委………207 「ワッ」と泣く遺族・鶴見事故で合同慰霊祭………222 人命の尊重を最優先に・綾部運輸相が警告………222 東鉄局長などから説明きく・鶴見事故で国鉄監査委………266 現場付近で横ゆれ・鶴見事故第二次走行テスト………293 過密ダイヤを緩和・石田国鉄総裁「鶴見事故」で答弁・参院運輸委………343 けさ塩釜線で第三次走行テスト・鶴見事故………367 まだ五十四人が病院に・鶴見事故あれからひと月………392 第三次テストでも原因不明・国鉄鶴見事故………439 狄用回復につくせ畊馘瓦緊急全国支社長・管理局長合同会議………466 鶴見事故、原因は過密ダイヤ・国鉄諮問委が意見書………519 脱線原因で中間報告・鶴見事故………570 犠牲者の追福祈る・鶴見事故四十九日………582 鶴見事故遺族会を結成………603 |
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